マンズワインの歴史History of Manns Wines

日本でワインを造るためには、
日本でぶどうを育てることから。

マンズワインが山梨県・勝沼の地で
「甲州ぶどう」と出会ったのは、創業当時。

遥かシルクロードから伝来し
食用として長く親しまれた甲州種から
良いワインを造り続けることで
ぶどう農家の信頼を得てきました。

マンズワインが長野県・小諸で
欧州系品種の栽培を始めたのは、1981年。
日本の風土に根付き、樹齢を重ねた
そのぶどうたちは今、プレミアム日本ワインと
呼ぶにふさわしいワインになりました。

日本ワインの2つの銘醸地で、毎年、
良いぶどうを育て、良いワインを醸す。
もっとおいしい「日本ワイン」へ、
マンズワインの歩みは続いています。

勝沼ワイナリーの歴史

小諸ワイナリーの歴史

1960 年代

【黎明】
日本の食卓に、日本のワインを。

高度経済成長期を迎え日本の食卓風景は変わりつつありました。「食文化の国際交流」を理念にするキッコーマンは、発酵と醸造の歴史と技術をもとに、日本のワインを造る道に乗り出しました。

1962年(昭和37年)

マンズワイン株式会社の前身「勝沼洋酒株式会社」設立

勝沼ワイナリー建設開始

1963年(昭和38年)

勝沼ワイナリー建設第一期工事完了

初の仕込みが行われる

勝沼工場竣工パレード / 山梨市正徳寺に開設した万寿農場にて

1964年(昭和39年)

社名を「マンズワイン株式会社」に改める

親会社であるキッコーマンの「マン」と、聖書に記されたラテン語の「天から授かった食物マナ“manna”」にちなみ命名。

マンズワイン製品第1号発売

「オリンピック記念」として、「スペシャル」「コメット」「スイート」「バンローゼ(バラード)」「クッキングワイン」が発売される。

1965年(昭和40年)

勝沼ワイナリー竣工(完成)

1967年(昭和42年)

代表作「ヴィンテージ甲州 1967」を仕込む

マンズワイン製品第1号

山梨日日新聞掲載広告(1965.04.28) / 「ヴィンテージ甲州1967」

1970 年代

【成長】
世界のワインと肩を並べるワインに。

創業以来、日本のぶどうを使用してヨーロッパの高級酒と遜色ないワインを造るために、栽培技術と醸造技術の両輪を止めることなく前進し続け、ついに世界で認められるまでに成長しました。

1971年(昭和46年)

第3回国際ワインコンクール「最高級酒部門」で
「ヴィンテージ甲州 1967」金賞受賞

ヨーロッパの高級ワインと並ぶ「甲州」を醸造すべく、技術陣の総力を注ぎ続け、国際的なワインコンクールで初めて認められる。

第3回国際ワインコンクール金賞受賞(1971)

1971年(昭和46年)

長野県上田市、小諸市などで原料ぶどうの契約栽培を開始

山梨の甲州種とともに日本で古くから栽培されてきた善光寺ぶどう。マンズワインはいち早くこのぶどうに着目し研究。良質のワインが造れることが明らかになり契約栽培を開始。

1973年(昭和48年)

小諸ワイナリー建設第一期工事完了
善光寺ぶどう(龍眼)の仕込み開始

契約栽培地の中心である小諸市にワイナリーを建設し、秋には第1回の仕込みを行う。

1975年(昭和50年)

第21回インターナショナル・ヴィティカルチャー&ワイン・グローイング・フェアで「ヴィンテージ甲州 1971」金賞受賞

読売新聞社発行の雑誌『THE WINE ザ・ワイン』掲載広告(1975)

1974年の小諸ワイナリー

1980 年代

【転換】
棚から垣根へ、善光寺から欧州系品種へ。

他のどの国でもない日本でぶどうを育てる方法を模索し、日本の気候風土の中で試行錯誤を繰り返しながら、マンズワインは独自のノウハウを積み上げてきました。過酷な天災さえも転じて福に。

樹齢100年を越える善光寺ぶどうの原木

1981年(昭和56年)

小諸ワイナリー敷地内
にシャルドネ種の垣根栽培畑を開設

1982年(昭和57年)

「甲州新酒 1982」発売

1986年(昭和61年)

「古酒甲州 1975」発売

1987年(昭和62年)

「マンズ・レインカット垣根栽培方式」を確立、特許出願

1988年(昭和63年)

小諸で大規模雪害、棚がつぶれたことにより
レインカット垣根栽培への転換が進む

この雪害が、善光寺種が主流であったぶどう作りから、欧州系品種への転機となり、後の「ソラリス」シリーズへの大きな足掛かりとなる。

雪害により崩壊した小諸大里地区のぶどう棚

レインカット垣根栽培による欧州系品種の畑

1989年(昭和64年・平成元年)

「甲州シュール・リー 1988」発売

1990 年代

【開花】
高まるワイン人気に応え多彩に商品展開。

80年代後半から本格化した欧州系品種栽培に、試行錯誤の末生み出した「マンズレインカット」を採用。安定収穫できるようになった高品質のぶどうに、それまで培ってきたさまざまな醸造技術を組み合わせ、多彩な日本ワインを発売。小諸ワイナリーは小規模なプレミアムワイン製造ができるよう、設備、体制を刷新していきました。

1991年(平成3年)

「樽仕込甲州1989」、初のにごり新酒「甲州新酒にごり」発売

1992年(平成4年)

長野県上田市塩田地区にカベルネ・ソーヴィニヨン植付開始

1994年(平成6年)

長野県上田市東山地区でカベルネ・ソーヴィニヨン植付開始

予約限定ワイン展示会方式を開始 / 予約限定で発売した「樽仕込甲州1989」

長野県上田市で植付開始したカベルネ・ソーヴィニヨン / 初のにごり新酒

1996年(平成8年)

「マンズ・レインカット垣根栽培方式」特許許諾

1999年(平成11年)

「マンズ・レインカット栽培方式」によるぶどう栽培技術の考案で科学技術省長官賞(創意工夫功労者表彰)受賞

2000 年代

【飛躍】
マンズワインの新時代へ。

国産プレミアムワイン「ソラリス」シリーズを発売、国賓級VIPの晩餐会、コンクール受賞など高い評価を得ました。好調な販売に応え畑を拡大、ワイナリー蔵出の定温物流も開始。後にスパークリング日本ワイン売上No.1になる「甲州 酵母の泡」を発売、この分野のパイオニアになりました。量より質を重視する姿勢を、より鮮明に。

2001年(平成13年)

国産プレミアムワイン「ソラリス」シリーズ誕生

マンズワインのフラッグシップとして統一感あるラベルで誕生したソラリスシリーズ

2003年(平成15年)

第1回国産ワインコンクール開催、「ソラリス 信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン 2000」が欧州系品種赤部門銀賞、優秀カテゴリー賞受賞

第49回リュブリアーナ国際ワインコンクールで「ソラリス 信州 シャルドネ 樽仕込 2001」金賞受賞

2004年(平成16年)

JALファーストクラスに「ソラリス」採用

JALヨーロッパ線のファーストクラスに「ソラリス 信州 東山 カベルネ・ソーヴィニヨン2002」が採用。好評により次ヴィンテージ03、小諸メルロー03、04も採用となる。

2005年(平成17年)

シラク仏大統領来日時、内閣総理大臣主催晩餐会に
「ソラリス 信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン 2000」採用

これを機に世界の要人を迎える重要な席に、ソラリスをはじめマンズワインが度々採用されるようになる。

2006年(平成18年)

第4回国産ワインコンクール甲州カテゴリー(中口・甘口)で「ソラリス 古酒甲州 1993」金賞、最優秀カテゴリー賞受賞

2007年(平成19年)

ニューズウィーク日本版「世界が尊敬する日本人100人」にソラリス醸造責任者(現:マンズワイン株式会社代表取締役社長)島崎大が選ばれる

2007年(平成19年)

第31回チャレンジ・アンテルナショナル・デュ・ヴァンで「ソラリス 信州 小諸 シャルドネ 樽仕込 2005」金賞受賞

「ソラリス 信州 小諸 シャルドネ 樽仕込 2005」チャレンジ・アンテルナショナル・デュ・ヴァン金賞受賞

2019年には樹齢38年を迎える小諸ワイナリー内のシャルドネ

2008年(平成20年)

「甲州 酵母の泡」発売

2008年(平成20年)

北海道洞爺湖サミットで「ソラリス」採用

総理夫人主催夕食会にて「ソラリス 信州小諸シャルドネ 樽仕込 2005」、ワーキング・ランチにて「ソラリス マニフィカ2002」が提供される。

小諸ワイナリーからの「ソラリス」温度管理・蔵出し直送開始

きめ細かな「酵母の泡」を生むステンレス耐圧タンク / 2008年発売の「甲州 酵母の泡」

2010 年代

【未来へ】
世界に誇れる「日本ワイン」を。

創立50周年を経て次の50年を見据えた取り組みに着手。「日本ワイン」が酒税法で正式なものになり(2018年10月施行)、甲州、マスカット・ベーリーAが世界で注目される中、プレミアム日本ワイン「ソラリス」、「酵母の泡」のラインアップ拡充、ワイナリー施設や提供するサービスの質の向上を計り、マンズワインの魅力、日本ワインの楽しさを積極的にお伝えしてまいります。

2010年(平成22年)

アジア太平洋経済協力会議(APEC)で「ソラリス」採用

横浜で開催されたAPECの晩餐会にて「ソラリス 信州 東山 カベルネ・ソーヴィニヨン2007」「ソラリス 信州 シャルドネ 樽仕込 2008」が採用される。

2013年(平成25年)

勝沼ワイナリーの醸造施設を最新設備にリニューアル

2014年(平成26年)

「マンズ 甲州 シュール・リー」、「マンズ マスカット・ベーリーA 樽熟成」発売

2016年(平成28年)

伊勢志摩サミットで「甲州 酵母の泡」採用

日本ワインだけで各国首脳をもてなしたことで話題となった伊勢志摩サミットのワーキング形式の食事会などで「酵母の泡」をはじめ数種類のマンズワインが採用される。

伊勢志摩サミット採用ワインの店頭POP

2017年(平成29年)

メイ英国首相来日時、内閣総理大臣主催晩餐会に
「ソラリス 信州 小諸 メルロー 2013」採用

トランプ米大統領来日時、内閣総理大臣主催の会食に「ソラリス」採用

銀座での夕食会に「ソラリス 信州 東山 カベルネ・ソーヴィニヨン 2014」、翌日の赤坂迎賓館での晩餐会には「ソラリス 信州 東山 カベルネ・ソーヴィニヨン 2013」が採用される。

2018年(平成30年)

勝沼ワイナリーから甲州種、マスカット・ベーリーA種で造るトップレンジワインを「ソラリス」シリーズとして発売

「ソラリス 山梨 マスカット・ベーリーA 敷島 大久保 2016」、「ソラリス 山梨 甲州 シュール・リー 2017」を発売。

2018年(平成30年)

「ソラリス」シリーズの新アイテムを発売

トップレンジワインとして「ソラリス 信州 東山 メルロー 2015」、単一の畑で取れるぶどうのみで造る「ソラリス 信州 カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロー 東山 ラ・クロワ 2016」、「ソラリス 信州 シャルドネ 樽仕込 小諸 別府 2017」を発売。

2019年(平成31年)

新たな「日本ワイン」のラインアップを発表

産地と品種にこだわった日本ワイン「山梨 甲州」「山梨 マスカット・ベーリーA」「山梨 マスカット・ベーリーA ロゼ」の3アイテムを発売。

(上)2018年満を持して勝沼ワイナリーから誕生したソラリスの新製品(下)同年小諸ワイナリーから発売した3アイテム。「ソラリス 信州 東山 メルロー 2015」はリリース年の日本ワインコンクールで金賞を受賞

2019年春、日本ワイン3アイテムをリリース