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マンズワイン

コラム

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COLUMN

2020/02/13

ワイナリー通信、小諸からお届けします。
1月が過ぎ2月になりました。

小諸は今年も暖冬となり、最低気温がマイナス7℃を下回るようなこともほとんどありませんでした。

現在畑では剪定作業が行われています。

醸造スタッフも畑で働くシルバーアルバイトさん達に加わり皆で作業を進めていきます。
1本1本、樹の状態を見てその樹に合わせた剪定を行っていきます。

たくさんある枝から適した枝を数本選び、それ以外の枝はすべて切っていきます。

畑作業において、この剪定ほど気を使う作業はありません。

剪定の目的としてはおおまかに
・その年の収穫量やブドウの質を決める。
・樹勢をコントロールする。
・ブドウ樹を今後長期に渡り維持していくために樹形を適切に保つ。
などが挙げられます。

適切な剪定をしないとその年の収穫量、品質に影響するばかりか、今後数年後のブドウの状態にまで影響を与えてしまい、
場合によってはブドウ樹自体をダメにしてしまう可能性もあります。

とても責任重大な仕事です。

剪定が始まると今年も始まったなという気持ちになります。