今回のワイナリー通信は小諸からお届けします。
長く続いた梅雨がようやく明け、やっと夏らしい気候になってきました。
長く続いた梅雨によって病気が心配されましたが、栽培スタッフの適切な予防により、今のところ大きな被害もなく順調にぶどうは生育しています。
ぶどうの写真は小諸地区でも一番大きなメルロー畑のものです。
そして畑の作業としては、摘芯(てきしん)が行われています。
これは伸びたぶどうの枝を一定の高さでカットしていく作業です。
これにより、今まで枝を成長させることに集中していた樹に、今度はぶどうの実を熟すためにエネルギーを使ってもらうということです。
この摘芯のタイミングも造り手がどんなぶどうを造りたいかで変わってきます。
今まで生い茂っていた枝が、どんどんキレイになっていきます。
大きなハサミや重い電動トリマーを使って行うこの作業は肩や腕が疲れますが、どんどん枝を切っていき
さっぱりとした畑を見ると、すがすがしい気持ちになります。
さて、夏本番です。
今年はどんなヴィンテージになるのか楽しみですね。